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Air Float 1Pは、装備の軽量化と快適な居住性を両立させるために開発された、3シーズン対応の自立式ドーム型シングルウォールシェルターです。本体重量600g未満という軽さを実現しながら、山岳用テントと同等の内部空間を確保。優れた耐久性と撥水性を持つシルナイロンを主素材に、要所へ高強度素材を配置することで、軽さと実用的な耐久性を兼ね備えています。
さらに、天候や山行スタイルに応じて前室を着脱できる柔軟な拡張性を備え、軽快な足取りを支えるミニマルな宿泊空間を提供します。
スペック
・最小重量:約589g(湿度によって若干変化あり)
・最大重要:約602g(スタッフバッグ込み)
・耐水圧:1,500mm
・収容人数:1名(スリーシーズン用)
・本体寸法:長さ 210cm × 幅 90cm × 高さ 105cm
・テント本体素材:10D リップストップナイロン(シングルシリコン加工)
・フロア素材:15D リップストップナイロン(シングルシリコン加工)
・メインポール:φ8.6mm 100% カーボン(2本同長)
・メインポール重量:約115g/1本
・メインポールを畳んだ時の長さ:36.5cm
・ポールスリーブエンド:210D Dyneema リップストップ
・ポールエンドボトム:0.6mm ハイパロン
製品内容
・テント本体 × 1
・本体収納袋 × 1
・カーボンポール × 2(同一長)
・ポール収納袋 × 1
・ポール応急補修用パイプ × 1
ご自身で用意いただくもの
・ペグ(8本)
・ガイライン(張り綱)および自在金具
・テント内オーガナイザー(必要に応じて)
※山旅「テントオーガナイザー 3メッシュポケット」を装着可能なループがテント内部に備え付けられています。
https://store.yamatabi.shop/items/93615254
別売オプション
・前室本体(10D シングルシリコーンナイロン)+ガイライン+収納袋:129g(本体のみ:112g)
・グランドシート本体(10D シングルシリコーンナイロン)+収納袋:64g(本体のみ:61g)
600g以下の軽さと実用的な居住空間
長さ210cm、幅90cm、高さ105cmのゆとりあるフロアサイズを確保。
標準的な50cm幅のスリーピングマットを敷いた場合でも、左右に各20cmのスペースが生まれ、荷物置き場として活用可能。壁面への接触を防ぐことで、結露による濡れを抑えます。
※上の写真は幅50cm、長さ180cmのULクローズドセルマットを置いた状態。
シングルウォールと効率的なベンチレーション
結露の発生を極力抑える設計のベンチレーションを配置し、内部の換気効率を高めています。
下部に設けられたベンチレーションはボトムから25cmの高さに位置し、地面からの雨の跳ね返りによる水の侵入を抑えています。
上部に設けられたベンチレーションは天井の4分の1をしめる大きさを確保しており、結露の原因となるテント内の湿度の上昇を効率的に外へ排出するようデザインされています。
素早い設営と要所の補強構造
ポールを通しやすいスリーブ式を採用し、悪天候下でも素早く自立させることが可能。
負荷のかかるスリーブエンドには210D Dyneemaリップストップを、フロア四隅のボトム部分にはハイパロンを配置し、擦れや引き裂きに対する強度を向上させています。
状況に応じて選べる着脱式前室(オプション)
天候の悪化が予想される山行では前室を追加し、好天が見込める山行では本体のみで軽量化を図るなど、柔軟な装備選択が可能。
前室取り付け用のコードは、単体使用時にはガイラインや物干しストラップとして機能。晴天時にシェルター上部へシュラフを載せて乾かす際も、風による飛散を防ぐ固定用コードとして活用できます。
15Dフロアとスマートなグランドシート(オプション)
フロアには15デニールの生地を採用し、軽量性と必要十分な強度を両立。
別売りの超軽量グランドシートは本体に接続したまま設営・撤収ができるため、無駄な手間をかけずに素早い行動を支えます。
道具を整理できる多彩なループ配置
天井には5箇所のループを配置。ランタンの吊り下げはもちろん、ハンギングポーチやラインを渡しての乾燥スペースとして活用できます。
側面には3箇所のループを備え、別売りの「テントオーガナイザー 3メッシュポケット」を取り付けることで、手の届きやすい位置に小物を整理・収納可能です。
https://store.yamatabi.shop/items/93615254
ご使用前の重要なお知らせ(安全にご使用いただくために)
◆一般的な山岳用テントとの違いについて
Air Float 1Pは、装備の軽さとコンパクトさを最優先して作られた「ドーム型ツェルト(超軽量シェルター)」です。標準的な山岳用テントに比べると、生地の厚みや耐風性、風雨を防ぐ力(プロテクション性能)は必要最低限に抑えられています。軽量化のメリットが大きい反面、強い風雨や荒天時には設営場所の見極めや相応の注意が必要です。製品の特性とリスクを十分にご理解いただいた上でお使いください。
◆幕内での火気厳禁
シェルター内でのバーナーやコンロ、キャンドルなどの火気使用は大変危険です。幕体への引火による火災や、狭い空間での一酸化炭素中毒を引き起こすおそれがあるため、室内での火気使用は絶対におやめください。
◆換気の徹底について
本製品は気密性の高いシングルウォール構造です。特に緊急時のビバークや就寝時は、酸欠や急激な結露を防ぐため、備え付けのベンチレーター(換気口)を必ず開けて常に空気の流れを確保してください。
開発の背景
これまでダブルウォール、シングルウォール問わず、国内外の様々なテントを使って山を歩いてきました。その中で、山行における疲労感や精神的なストレスを最も軽減してくれたのが、シングルウォールテントの「軽さ」と「設営の手軽さ」でした。
過去のテント泊や山小屋泊の記録を振り返ってみると、実際に山へ入る日はその多くが好天でした。過剰に悪天候を想定した重い装備を常に背負うよりも、天候を見極めた上で身軽なシングルウォールを選ぶ方が、歩行自体を安全かつ快適にしてくれるという実感を強く持ちました。結露に対する懸念も、吸水性の高いタオルを1枚携行し、要所で拭き取る運用を徹底すれば、実用上大きな支障はありません。
しかし、市場にある超軽量シングルシェルターを使っていると、軽さに振り切るあまり、細かな使い勝手が削ぎ落とされていることにもどかしさを感じていました。
テント内に腰を下ろしたときに頭が当たらない室内高、出入りのしやすい開口部、夜間に小物を整理できるループの配置、そして薄暗い環境でも素早く立てられるスリーブ式構造。これらを妥協せず、かつ加水分解の心配がないシリコンコーティングの幕体で実現したいと考えました。
ペグやガイラインをあらかじめ付属させないことで本体価格を抑え、道具選びの自由度を残しています。自立式としてしっかりとした居住性を保ちながら、最軽量クラスの589gに仕上げたこのシェルターで、より多くの方に身軽なテント泊の魅力を味わっていただければ幸いです。
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