Syclon XP 38NDはSyclon XP 40の女性モデルに位置付けられます。
長時間の山行において、天候の変化は避けて通れません。雨が降るたびに足を止めてレインカバーを被せ、晴れればまた外すといった作業は、体力も時間も意外と消耗するものです。
Rabの「Syclon XP 38ND」は、「完全防水」「軽量性」、そして「背面の通気性」という、UL(ウルトラライト)バックパックにおいて同時に満たすことが難しい要素を、非常にバランスよくまとめたモデルです。
重量は865gと軽量ながら、パック自体が防水性を持っているため、天候に左右されずに歩き続けることができます。日本の雨の多い山域や、数日間にわたるスルーハイク、小屋泊での縦走など、天候変化が想定されるリアルな山行において、大きなアドバンテージを感じられるバックパックです。
スペック
重量:865g
容量:38L
サイズ:63 × 33 × 28cm
背面長:41-46cm
メイン素材:40D 高強度ナイロン(100%リサイクル)
補強素材:100D 高強度ナイロン(85%リサイクル)+Spectra® Ripstop
ライニング:210D ナイロン
防水性能:IPX4
背面システム:AEROFIT™
特徴
・完全防水のメインコンパートメント(全縫い目にシームテープ加工、IPX4規格に準拠)
・ロールトップクロージャー(サイドバックル付き)により、装備の増減に応じて容量を調整可能
・体に密着するAEROFIT™キャリーシステム
・フロントのスタッシュポケットで素早く収納&取り出しが可能
・両サイドに1Lボトル対応のスタッシュポケット
・トレッキングポール用アタッチメントポイント
・ベースおよびサイドのコンプレッションストラップで荷物をしっかり固定
・チェストストラップにソフトフラスクや小物を収納できるポケット付き
・前方引き式のヒップベルト調整システム+ファスナー付きポケット
・背面にジッパー式ハイドレーション対応コンパートメント(内部にジッパー付き収納ポケット)
レインカバーの手間を省く、IPX4の完全防水構造
最大の魅力は、本体そのものがIPX4規格の完全防水構造である点です。大雨の中でも中身を確実に保護するため、レインカバーや内部のドライバッグを用意する必要がありません。これにより、雨天時の素早い行動が可能になるだけでなく、装備全体をさらにシンプルに、軽くまとめることができます。
蒸れを防ぎ、荷重を安定させるAEROFIT™バックシステム
軽量なバックパックにありがちな「背負い心地の不安定さ」や「背中の蒸れ」を軽減する設計です。身体のラインに沿う立体構造の背面システムが、ファストパッキングなどのスピードを意識した歩行でも荷重のブレを抑えます。また、高い通気性により、長時間の行動でも背中をドライに保ちやすく、快適な背負い心地が持続します。
装備にゆとりを持たせる、実用的な40Lの容量
小屋泊での長距離縦走はもちろん、軽量化を意識したテント泊にも十分に対応できるサイズ感です。30Lクラスでは荷物がタイトになりがちな方でも、この40Lであれば無理なくパッキングが可能です。食料や防寒着など、削りたくない装備を妥協せずに持ち運べる、実用的な容量設定となっています。
「軽いけれど気を遣わない」タフな素材選び
メイン生地には100%リサイクルの40D高強度ナイロンを使用し、岩や枝などで摩耗しやすい部分には、より強度の高いSpectra® Ripstopを組み合わせた100Dナイロンを配置しています。軽さを追求しつつも耐久性を犠牲にしていないため、フィールドで過度に気を遣うことなく、しっかりと使い込むことができます。
環境に配慮したものづくり
リサイクル素材の使用に加え、環境負荷の高いPFAS(有機フッ素化合物)を含まない構造、そして製造過程における再生可能エネルギーの活用など、自然の中で遊ぶ私たちが選びたくなるサステナブルな背景も持っています。













































